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【マンチェスターシティ】選手名鑑2020-21(MF編)

今回はMF編!

 

MF

25 Fernandinho

生年月日:1985年5月4日(35歳)
身長:176cm
国籍:ブラジル

長年シティを支え続ける職人。ペップが来てから最も成長した選手の1人で、どんな時も頼りになるベテランMF。守備的MFを主戦場とし、危機管理能力は35歳になった今でも健在。相手が危険なエリアに入ってくると「残念そこはフェルナンジーニョ」と言わんばかりに潰し、悉くピンチの芽を摘み取る。南米の選手らしいタフなプレーが特徴で、カードも多いがチームへの貢献度は抜群に高い。また、攻撃でも長短のパスを使い分け後方と前線をつなぎ合わせるチームの心臓的役割を担う。ペップが来てからは、無闇に動かずより良いポジションでプレーすることを覚え更に洗練されたアンカーへと成長を遂げた。体力的な問題もあり、今季は出場時間はそれほど多くないが、出た試合では必ずと言っていいほど効いている。個人的には、プレミアリーグの中でベストなアンカーだと思う。後継者のロドリは、展開力はあるものの潰し役としてはフェルナンジーニョには到底及ばない。偉大すぎるシティのレジェンド。今季で契約満了だが、是が非でもあと数年は残って欲しい。

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16 Rodrigo

生年月日:1996年6月22日(24歳)
身長:191cm
国籍:スペイン

ロドリさん。超優等生スペイン人。彼について知って欲しいことは、24歳にして世界のトッププレーヤーにもかかわらず、SNSTwitterInstagram等)アカウントを持っておらず、血液寄付のためタトゥーはせず、車は友人から買った中古車で、大学の授業を1度もサボらず受講し、給料の一部を寄付しているということ。「車はあくまで移動手段であるから高級である必要はない」という考えからロドリの人間性が良くわかる。シティ移籍時に時間がかかったのも大学の試験があったからだとか。ちなみに大学では経営学を学んでいる。ただの大学生ながら部活と勉強を両立できなかった自分が恥ずかしくなる、、、スペインではブスケツの後継者、シティではフェルナンジーニョの後釜という大きな期待を背負っている守備的MF。191cmと上背もありながら足元の技術が高く、将来的にはこのポジションでNo.1になれる素質を持っている。同じスペイン人のペップから多くを学びどこまで成長できるか非常に楽しみだ。試合中、シャツインしている選手がいたらそれがロドリだ。

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17 Kevin De Bruyne

生年月日:1991年6月28日(29歳)
身長:181cm
国籍:ベルギー

名実ともに世界最高MFとなったキング。昔のことはよく知らないが、おそらくプレミアリーグの歴史の中でもトップクラスのMFだ。この選手のプレーを見れる時代に生まれて本当に良かった。パス良し、ドリブル良し、シュート良し、献身性良しでこれといった隙がない。強いて言えば、時折とんでもなくイージーなミスでボールロストしてしまうところくらいか。デブライネの代名詞である超高精度クロスは、幾度となく相手チームを恐怖に陥れシティの窮地を救ってきた。とんでもなく難しいプレーをいとも簡単にやってのけてしまうため、一見あまりすごくないように見えるが、実際は高い技術と精度がなければできない。アシスト数は毎シーズン当たり前のように2桁を超え、昨季はティエリ・アンリの持つシーズン最多アシスト記録に並んだ。今季もシーズン20アシストを上回るペースで来ており、記録更新も大いにありうる。
シティグループの関係者の話によると、デブライネは攻撃時分かりやすいスペースを一手目で使わずに最終的にそこで仕留められるように計算しながらプレーをしているそう。これを聞いて、彼の脳は人間のものではないと思った。私の一番のアイドル。

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8 Ilkay Gündoğan

生年月日:1990年10月24日(30歳)
身長:180cm
国籍:ドイツ

日本では香川真司大親友ということで良く知られているトルコ系ドイツ人。互いにドルトムントを去った後でもSNSでは毎月1度はコミュニケーションを取っているほどの関係性。ペップシティでは、どうしてもシルバ・デブライネのコンビがクローズアップされがちだったが、実は彼もコンスタントに活躍している。特にビッグマッチに強く、大事な場面で点を決めてくれることが多い。プレーメーカーとして細かいパスワークでチームのリズムを作る。中盤の位置から相手の不意を突くような浮き玉のスルーパスは彼のアイデンティティとも言える。前方の空いたスペースが大好物で、チャンスがあれば積極的にエリア内に走り込みゴールを狙う。今季は現時点でリーグ戦チーム内トップの7点を決めている。「ダビド・シルバのポジション」でベルナルドやフォーデンよりもギュンドアンを起用することが多いのは、ギュンドアンがペップとデキているのではなく「Pausa」というスキルがギュンドアンにはあって他の選手にはないからだという。それだけシティにとってギュンドアンは特別な存在である。おそらくいなくなったら想像以上に存在の大きさを痛感する選手。

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20 Bernardo Silva

生年月日:1994年8月10日(26歳)
身長:173cm
国籍:ポルトガル

走って走って走りまくるシティの小さな巨人。豊富な運動量で攻守に渡ってチームを支える。彼がサボっているシーンは一度も見たことがなく、どれだけきつくてもどれだけ長い距離でもチームのために走ることを厭わない。その上、ボールコントロールは絶品で足に吸い付くようなボールタッチで相手をいなす。単純なスピードで相手を置き去りにするような突破ではなく、相手DFの重心の逆を突くようなドリブルが特徴。たまにメッシに見えることも。相手からすると、取れそうで全然取れないというなんとも厄介な選手であると思う。昨季は「心身共に疲れていた」というペップの言葉にもあるように、本来のパフォーマンスを発揮することはできなかったが、今季は再びチームの重要なピースになっている。最も“パーフェクトなMF”に近いのはベルナルドだ。髪の毛が薄くなってきているのが少し気になる所ではあるが、プレー面では言うことなしだ。

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