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【マンチェスターシティ】選手名鑑2020-21(FW編)

最後はFW編!

 

FW

Raheem Sterling

生年月日:1994年12月8日(26歳)
身長:170cm
国籍:イングランド

ここ数年で飛躍的な成長を遂げた快速ウィンガー。ペジェグリーニ体制では期待通りの活躍を見せられなかったが、ペップとの出会いが彼を世界有数のアタッカーへと成長させた。リバプールで頭角を現した彼は「スピード系ウィンガー」であったが、ペップの指導を受けオフザボールの動きやポジショニングが大幅に改善した。サイドからスピードに乗って仕掛けるだけでなく、ハーフスペースでボールを引き出し味方とのコンビネーションで崩しに関わったり、背後への飛び出しでゴールを奪うなどできることが増え、総合的にレベルの高いアタッカーになった。長年課題と言われ続けている決定力も以前に比べると向上しており、昨季はリーグ戦で初の20ゴールを達成。とは言え、ラストパスやシュート、仕掛けの精度はまだまだ改善の余地あり。期待が大きいだけに「おい!決めろよ!」などと言われることも多い。アンフィールドでは世界一ブーイングを受ける。
2歳の時に父親が銃殺されて以来、「決して銃に触れない」ことを誓い、銃ではなく右足で「shoot(撃つ)」するという意味を込め右足に銃のタトゥーを入れているのは有名な話。

 

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26 Riyad Mahrez

生年月日:1991年2月21日(29歳)
身長:179cm
国籍:アルジェリア

魔法の左足を持つドリブラー。ボールタッチが滑らかで一つ一つのプレーが美しい。中でも、彼のファーストタッチは世界一美しくあれだけでご飯3杯はいける。シティでの初シーズンは、新しい環境での戦術理解や自身のプレーを表現するのに苦労したが、昨季からは本領発揮。チームメイトとの連携が目に見えて良くなり、多くのゴールを演出している。対シティでは多くのチームが9枚のブロックを作り守るため、レスター時代のように大きなスペースを持ってプレーすることはできないが、それでも素早いシザーズと鋭い切り返しを武器に相手DFを翻弄。狭いスペースでの技術も申し分ない。ただ、よくない時のマフレズは本当にダメダメ。ふと書いている時に思ったが、マフレズはプライベートや人柄についてはシティの選手の中ではあまり知られていない。声は可愛いがどんな人なんだろう。

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47 Phil Foden

生年月日:2000年5月28日(20歳)
身長:171cm
国籍:イングランド

イングランドの未来。シティの未来。9歳の時からシティ一筋で間違いなくアカデミーの最高傑作。ここ数シーズンで出場機会を着実に増やし、その才能を遺憾なく発揮している。2列目であればどこでもプレー可能であり、ペップの元では利き足サイドの左で起用されることが多い。ドリブラーというわけではないが、巧みなボールタッチで相手DFをかわしチャンスメイク。ボールを持てば必ず何かしてくれるという期待感がある。最近では、決定力も上がってきており点も取れる選手へと絶賛成長中。それでいてハードワークを厭わない。ペップに「これまで指導してきた中で最も才能溢れる選手の1人」「ダイヤモンド」と言わしめたそんな彼のアイドルは、シティのレジェンドダビド・シルバだ。これまでの10年間シティの中盤を支えてきたアイドルの後を引き継ぎ、次の10年シティを担って行くのはフォーデンに違いない。数年後に世界のトップスターに成長している姿が待ち遠しい。
なお、フォーデンはガールフレンド(おそらく結婚はしてない?)との間に2歳の子供がいるが、昨年のイングランド代表合宿中にホテルに女性を連れ込み代表から追放されたという経験も持ち合わせている。

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21 Ferran Torres

生年月日:2000年2月29日(20歳)
身長:184cm
国籍:スペイン

昨年バレンシアで大ブレイクを果たしたスペインの新星。6歳からバレンシアカンテラに所属し、2017年トップチームデビュー。そして、昨季スタメンの座を勝ち取り公式戦44試合に出場。今後のバレンシアを担って行く存在と思われていたが、クラブ内部の問題もあり退団を決意。レアル・マドリードバルセロナなど複数のビッグクラブからの関心が寄せられていた彼が最終的に選んだのがマンチェスターシティだった。スピードとテクニックを兼ね備えたサイドアタッカーで、右サイドを主戦場とする。スペースがあればスピードに乗った仕掛けで突破を図り、厳しく寄せられた時でも非常に冷静にプレーができる。スペイン人では珍しい純粋なサイドアタッカーであり(アダマという爆弾は例外)、スペインサッカー界で将来を嘱望されている。ペップの元ではすでに最前線や左サイドでも起用されており、よりスケールの大きな選手に成長するため着実に経験を積んでいる。フォーデンと共に将来シティを引っ張る選手になってほしい、そんな父親的目線で今後も見守っていきたい。
20歳にしてすでに個人のオフィシャルサイトやオリジナルロゴを保有している。

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10 Sergio Agüero

生年月日:1988年6月2日(32歳)
身長:173cm
国籍:アルゼンチン

プレミアリーグを代表する生粋のストライカー。マンチェスターシティの選手としてクラブ歴代最多得点を更新し続けるアグエロは、昨季のアストン・ヴィラ戦で通算12度目のハットトリックを記録し、アラン・シアラーが持つハットトリックの歴代最多記録、そしてティエリ・アンリが持つ外国人最多得点記録の2つを塗り替えた。相手との駆け引きが非常に巧く、いつどこに動き出せばゴールを奪えるのかを熟知している。特段スピードがあるわけではないが、一瞬の動きだしで決定機を作り出してしまう。シュート精度も高く、左右どちらの足でも頭でも難なく仕留められる。また、ゴールのバリエーションも多彩でワンタッチシュート、ドリブルからのミドルなど、どこからでもゴールを奪える。173cmと小柄ながら、プレミアの屈強なCBたちにも当たり負けしない強靭なフィジカルも彼の強み。ペップ就任以降は、低い位置まで下りてボールを受けに行く動きも多くなり、得点以外のプレーでも存在感を発揮。流石に最近では稼働率が悪くなって来ており、キャリアの下降期に向かっているのは否めないが、世界が認めるゴールハンターはまだまだ得点を取り続けるだろう。
最近はゲーマーとしても活躍しており、FIFAでは自身に点を取らせようと強引なプレーが目立つ。またFall Guysではラストプレーでダイビングヘッドを叩き込み雄叫びを上げる。が、基本的にプレイングスキルは低い。

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9 Gabriel Jesus

生年月日:1997年4月3日(23歳)
身長:175cm
国籍:ブラジル

比較対象がアグエロなのがかわいそうという点には同情するが、それを抜きにしてももう少し頑張ってほしいシティのストライカー。点取り屋でありながら、最前線で動き回りながらボールを積極的に引き出すプレーも得意とする非常に器用なFW。南米選手らしい独特のリズムを持ち、高い技術とスピードを兼ね備える。いわゆる現代的FWとして、若くしてセレソンの9番を背負う。シティでは、これまで166試合で72ゴール31アシストと素晴らしい結果を残しているが、なぜか物足りなく感じてしまう。アグエロという怪物を見てきたからなのだろうか。いずれにせよ、シティのエースとして爆発し、「新たなストライカーの獲得は必要ない」と言わせんばかりの活躍に大いに期待したい。ファンの期待値は高いぞ、頑張れ!
彼もまた、ゴールを決めた際には女手一つで育ててくれた母に捧げる電話パフォーマンスを必ずする。

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