【マンチェスターシティ】さらばフェラン、幸運を祈る
こんにちは、オサムです。
約10ヶ月ぶりの投稿です。
昨シーズンバレンシアから加入したスペインの新星フェラン・トーレスが、今冬シティを去ることが決まったようだ。行き先は、母国のメガクラブFCバルセロナ。移籍金は€55M +€10Mのインセンティブ。最大€65M(日本円で約84億)とかなりのビッグディールになりそうだ。今財政難のバルセロナにそんな金額払えるのかと疑問に思うこともあったが、やはり今回の契約はキャッシュ一括ではなく、来夏から計4回の分割払いとなる。シティでは、余剰戦力とまでは言わないが、現状欠かせない存在とはなっておらず(まだ21歳のため当然だが)適正な金額でオファーがあれば交渉に応じる構えだった。昨夏バルセロナのオファーの半額程度で獲得をしたシティにとっては、ビジネスとしてはプラスの取引になるだろう。一方バルセロナにとっては、シャビ監督のもと新たなチームのアタッカーとしてフェランの獲得を切望。ラ・ロハでも最近ではチームの点取り屋として活躍しており今後のバルセロナ復活に向けては期待大だ。
“シティの21番”としては残念な決断
基本的には、移籍する選手にはこれまでシティのために戦ってくれたことに感謝し、次のステップでも活躍を期待している。が、フェランはシティのレジェンドである同胞のダビド・シルバの21番を受け継いだ選手であり、そういった意味では今回の移籍は残念な気持ちがある。
世界におけるマンチェスター・シティの立ち位置
近年、若手の放出が増えてきたと感じている。当然クラブにとっては、痛手になることもあるが一方でそれだけマンチェスター・シティというクラブのレベルが上がってきたとも言えるだろう。サンチョやサネ、ブラヒム、フェランは出場機会を求めて出て行った。しかも出て行ったクラブが、ドルトムント、バイエルン、マドリー、バルセロナだ。「シティから出場機会を求めてバルセロナへ」なんて、10年前では考えられなかったパワーワードだが、今ではそれが事実として起きている。シティの控え選手であっても他クラブでは主力で出られるほど今のシティは世界トップレベルのクラブに成長していると言える。
色々書きましたが、言いたいことは一つ
「Best of luck, Ferran]