No City No Life

マンチェスターシティを中心に自由に投稿していきます

【マンチェスターシティ 】いざ決戦へ

こんにちは、オサムです。
毎回この対戦の時には、タオル片手に緊張の汗を拭いながら、祈って観戦しております。

 

今日は「決戦」の日。シティにとって最も難しいスタジアムで最も難しい相手との対戦。それがアンフィールドでのリバプール戦だ。どれくらい難しいかをわかってもらうデータがこれ。

 

過去40年間で1勝

 

これが全て。しかもこの1勝は2003年の勝利であって、いわゆるシティのビッグクラブ化が始まった2008年以降は1度も勝てていない。「今年は勝てる」、「今のシティの調子だと勝てる」と思った試合でもアンフィールドでは悉く打ち負かされてきた。だからこそシティにとってこの一戦は単なる試合ではなく、挑戦なのだ。だが、個人的には今回の対戦は近年で最も勝機が見える戦いに思える。

①「世界一の圧」がない

アンフィールドでの試合が最もやりにくい理由の一つに、サポーターの存在がある。試合前の「You'll never walk alone」の大合唱で圧倒的ホームの雰囲気を作り出し、試合が始まれば狂気的な圧力を感じる。画面越しにでもあのアンフィールドの雰囲気の恐ろしさは感じ取れる。だが、今回の対戦はその圧力は存在しない「静かなアンフィールド」での対戦だ。シティにとってはリバプールのどの選手の不在よりも嬉しい要素かもしれない。


②攻守に不安を残すリバプール

今のリバプールは、昨季では考えられなかったような得点力不足に悩まされている。あの最強トリオの調子は今ひとつ上がらない。また、絶対的存在のファンダイクの離脱によってセットプレーでの脅威も半減。守備陣では、とにかく怪我人が相次ぎ、ファンダイクとマティプはシーズンアウト、ジョーゴメスも長期離脱中で、ファビーニョやアリソンも明日出られるかは不透明だ。今冬シャルケから加入した若手CBカバクをこのビッグマッチでいきなり起用する可能性も十分にある。それだけ台所事情が苦しいリバプール


③シティの充実ぶり

今季途中からペップ5年目にして最も盤石な戦いぶりを見せているシティ。それも「爆発力」ではなく「安定感」が抜群に高い。アグエロ、デブライネというタレントが不在の中でも、チームとしての完成度が高く、攻守において連動性を持ってプレーできている。また、個々のコンディションも良い。ルベンとストーンズは連戦の中でも安定感をもたらし、ギュンドアン、ベルナルド、カンセロは今チームに欠かせない存在だ。大崩れすることは考えづらい今のシティ、リバプール相手にも盤石な戦いを見せられるか。

サポーターの後押しなき不安定なリバプールに対し、絶好調シティが戦いを挑む明日のゲーム。構図的にはチャレンジャー有利という見方もできるが、決戦の地はアンフィールド。ここでの戦いは、これまでの調子やチームの順位は関係ない。今回勝機は十分にある。負けない戦い方ではなく、勝ちに行く姿勢を見せてくれ。非常に重要な一戦は1:30k.o.です。

CmonCity

f:id:osamu_h:20210207160527j:plain